コモディティが上昇傾向に変化し始めたサインなのか？

コモディティの相場が下降傾向＆レンジ相場から上昇傾向に変化し始めた可能性！

コモディティ全体の相場状況は昨年の6月から7月くらいまでは
安定的に右肩上がりに上昇していましたが、
そのあとからは価格が大きく下がり始めて、下降傾向になっています。

下降傾向が一段落した後からは価格があまり大きく変化しない横ばい状態ですが、
その相場状況が変化して価格が上昇傾向に変化し始めた可能性が出てきました。

ローソク足が移動平均線の上側に出てきて、
移動平均線がゴールデンクロスを起こしているなど
上昇傾向に変化する可能性が高まっていることを
示すサインが現れるようになりました。

この後さらに価格が上昇して、高値を更新してくる場合は
本格的に大きな上昇トレンドが約一年ぶりに発生すると考えることができます。

今までの相場状況は三角持ち合いで高値ラインの部分でかなり大きな抵抗ラインがありましたが、
今回の上昇部分で三角持ち合いの高値ラインを結んだ線をローソク足が明確に更新して上昇しています。
なので、この後は直近の高値を一つずつ更新して上昇するかどうかを注目していきましょう。

コモディティの上昇傾向がさらに発達するかをチャートから分析してみよう

これはコモディティ全体の動きの指標に対するインデックス投資信託の商品の日足チャートです。

非常に長いレンジ相場や三角持ち合いの相場継続していたことがわかりますね。
今までに何度か価格が上昇している箇所がありますが、
三角持ち合いの高値ラインを結んだ線を明確に更新できていないため、
本格的な上昇傾向にならなかったと考えることができます。

今回の上昇傾向については、ダブルボトムの形を形成していることや
三角持ち合いの高値ラインを更新しただけでなく、直近の高値を更新しています。
なので、上昇傾向になるための条件やその時に現れる特徴をいくつか満たしているといえるでしょう。

まだ本格的には上昇いていないため、断言はできませんが、
この後の価格がどのような動きになるのかを冷静に分析することで
今後のコモディティの相場に発生するトレンドを予想することにつながると思います。