為替相場の円安相場終了か？円高方向の動きが本格化するのか？

為替相場の円安相場が終了し、円高方向の動きが発達し始めた！円高相場になるのか？

今まで、クロス円の銘柄を中心に為替通貨ペアの多くの銘柄が
円安方向に大きく発達して、大きなトレンドがありましたが、
円安方向の動きが終了した可能性が出てきました。

先週の金曜日くらいからクロス円の多くの銘柄で
価格が下がり始めて、円安相場の時とは明らかに違う動きがみられます。

今回のクロス円の多くの銘柄が下降傾向になっている動きが
長期的に継続し、本格的なトレンドになった場合は
円安相場から円高相場に変化し始めたと判断することができるでしょう。

逆に、今回の下落傾向の動きが短期間ですぐに終了する場合は
円高方向の動きは一時的な押し目で調整局面だと考えることができます。

そのような場合は価格が下がり始める前の高値を更新して
さらに価格が上昇していく必要があるので、
安定的に高値を更新し続けることができるかどうかを注目していく必要があります。

いづれにしても、相場状況が大きく変化する可能性がある
重要な局面であることには変わりないので、
普段より慎重に落ち着いてチャートを分析したり取引したりすることを心がけていきましょう。

クロス円の4つの銘柄のチャートを分析して今後の動きがどうなるかを予想してみよう

これは、カナダドル円・ドル円・豪ドル円・ユーロ円の日足チャートです。

4つのチャートの共通点は、右肩上がりに上昇していた状態から
価格が下がり始めたということです。

まだローソク足が移動平均線の上側を維持しているため、
上昇傾向の勢いが戻る可能性は残っていますが、
ローソク足が移動平均線より下側に抜けて減少してきた場合は
上昇トレンドが終了したと判断しなければいけないでしょう。

4つのチャートが非常によく似た同じような変化をしているため、
どれか1つのチャートが本格的に下がり始めたときは、
為替相場が円高相場から円安相場に変化したと判断できる1つのサインになるといえます。

今後の価格の変化によって、為替相場状況が大きく変化する可能性のある
非常に重要な転換点が来ていると予想することができるため、
今後の複数のクロス円の銘柄の変化を注意深くチェックしていくようしたいですね。