株式相場の上昇傾向とVIXチャートの価格の減少で大きなトレンドになるのか？

世界的な株式相場の上昇傾向とVIXチャートの下落で大きなトレンドになる可能性が高まる！

今、日経225が非常に大きく価格が上昇していて、
大きな上昇トレンドになる可能性が高まっています。
また、米国株式も上昇傾向になっていて、
世界的に株高相場になりつつあるのかもしれません。

VIXチャートは、恐怖指数と呼ばれていて、
VIXチャートの価格が上昇すると、
株価が下落して、暴落のリスクが高まることを意味します。

その一方で、VIXチャートの価格が20より低い状態を維持しているときは、
暴落リスクがかなり低く、株価が上昇しやすい状況だと
考える1つの材料になりえます。
直近のVIXチャートの価格も20より低い状態を維持しているため、
これが現在の株価の上昇傾向を支えているのかもしれませんね。

正確には、VIXチャートは米国株のS&P500の暴落リスクと関係しているのですが、
最近の株式市場は、世界的に似たような価格の動きをすることが多いため、
VIXチャートの価格が20より低い状態を維持していることが
日経225の大きな上昇傾向に間接的に関係していると予想することができます。

今回は、米国株のナスダックとVIXチャートの関係を分析してみたいと思います。

VIXチャートが低いことがナスダックの上昇傾向につながるのかチャートを見てみよう

これは、上側がナスダック・下側がVIXの日足のチャートです。

ナスダックのチャートは、今年に入ってから、徐々に少しずつ上昇しています。
VIXチャートは昨年の11月ころから下がり始めて、
2023年から20ライン付近でしばらく横ばいの状況が続いていましたが、
4月くらいから再び下がり始めて、20より低い価格の範囲でさらに価格が減少しています。

ナスダックの価格が非常に安定的に右肩上がりに上昇していることや
移動平均線からあまり離れずに、移動平均線に沿って上昇しているため、
今後もさらに大きな上昇トレンドになる可能性が高いと考えることができるでしょう。

右端の部分で勢いを増して上昇している部分に関しても、
移動平均線が価格の動きに合わせて傾きが大きくなってくれれば、
逆Cカーぶような状況にならないといえるため、
今後のローソク足と移動平均線の位置関係に注目しましょう。