下降トレンドが終了してしまうと感じた時はどのように対処するのが良いのか?
副業トレーダーの桑名が行う、
2018年8月17日のテクニカル分析の1例です。
2018年8月17日のテクニカル分析の1例です。
今日は、FXの多くの銘柄が移動平均線の帯の部分で
ローソク足が密集していました。
このような時は、ローソク足や
短期の移動平均線が移動平均線の帯を上抜けてしまい、
トレンドが終了してしまうことがあります。
このような特徴がみられた時、
どのように対処するのがよいのでしょうか。
それは、移動平均線の帯が抵抗帯として
働くかどうかを確かめることが大切です。
移動平均線の帯が抵抗帯として働くとは、どういうこと?
下降トレンドが発生していて、
そのトレンドが長く続いていく可能性が高いときは、
一時的に上昇してきたとしても、
ローソク足や短期の移動平均線が
移動平均線の帯の部分で反発して
再び下がりだしてくることが多いんです。
移動平均線の帯の部分とは、
移動平均線を3本引いた時のパラメーターの数値が
真ん中の数値の移動平均線と最も長い移動平均線の間の部分です。
短期の移動平均線が中期の移動平均線と
長期の移動平均線の両方を上抜けたときとするのは、
「ダマシ」を減らすためです。
つまり、
移動平均線の帯が抵抗帯として働くとは、
下降トレンドが発生していて、一時的な上昇したときに
ローソク足や短期の移動平均線が
中期の移動平均線と長期の移動平均線の間で
上げ止まり、ここからまた下がりだしてくることです。
下降トレンドが終了しそうだと思った時には、
このような視点を持って、チャートを見てみましょう。