上昇トレンドが発生するまでの基本的な流れ・トレンド転換のポイント

↓↓記事はこの動画の下にあります!↓↓
RSIのトレンド系指標で、素早く・高精度な分析!

↓↓TradingViewから直接取引できる証券会社↓↓
OANDA Japan

下降トレンドから上昇トレンドに転換するまでのパターン

上昇トレンドがいつから発生するのか?
これを正確に知る方法があれば、とてもうれしいですね。
しかし、これを百発百中で当てることができる人はこの世に1人もいません。
 
しかし、ある程度のチャートのパターンがあるため、
「このようなチャートの形の時に上昇トレンドが発生しやすい」と
推測することができます。

 
今回は、「下降トレンドから上昇トレンドに転換するタイミングを知る」
時のチャートの基本的(教科書的)な流れをまとめました。
 
上昇トレンドが発生するときは常にこのパターンとは限らないのですが、
いくつかパターンを知っていることはとても重要です。
知っているチャートのパターンが多いと、
より正確に今後の相場の流れを推測することにつながりますよ。

下降トレンドの勢いの変化に着目して上昇トレンドのサインを探す

今回は、この記事を公開した2019年9月7日時点で
直近のチャートの中で特に分かりやすいチャートを見て、
上昇トレンドが発生するまでの実際の流れを理解しましょう。
下降トレンドから上昇トレンドに転換するまでの流れ
このチャートは2019年9月7日時点で最新の
ニュージーランドドル円(NZDJPY)4時間足のチャートです。
これは、TradingViewというチャートツールを使用しています。
TradingViewでニュージーランドドル円のチャートを表示するためには、
チャート画面でNZDJPYと検索すればOKです。

それでは、実際に上昇トレンドが発生するまでの流れを見てみましょう。

①チャートの一番左に1つ前の大きな下降トレンドがあります。

この部分では、ローソク足が移動平均線の下側を常に維持しています。
MACDは右肩下がりになっていて、
ストキャスティクスは低い値を維持して横ばい状態になっています。

 
この段階は、まだ下降トレンドの勢いが強く、
しばらくは下降トレンドが継続する可能性が高く、
上昇トレンドに変化する可能性が低い状態
です。
 
②下降トレンドが継続中だが、下降の勢いが弱まってくる。

移動平均線に接しているローソク足が増えてきます。
ローソク足が移動平均線に接していることは、
トレンドの勢いが弱まってきているサインの1つです。

MACDは0ラインに近づいてきていて、
線の傾きは右肩下がりから横ばい状態に変化します。
ストキャスティクスは一時的に高い値になっても、再び低い値に戻ろうとします。

 
この段階から下降トレンドが終了に向かっていることになります。
下降トレンドが完全に終了したことを示すサインはゴールデンクロスになりますが、
それ以前にも、移動平均線やMACD・ストキャスティクスなどのテクニカル指標に
「もうすぐ下降トレンドが終了するよ!」と知らせてくれるサインがある
んです。
それをしっかりと見つけることはとても重要にになります。
 
③下降トレンドから上昇トレンドに変化する

移動平均線が右肩上がりに上昇し、ゴールデンクロスする。
ローソク足が安定的に上昇し、高値更新を継続する。
MACDは0ラインより上側に変化し、右肩上がりに上昇する。
ストキャスティクスは高い値を維持して横ばい状態に変化する。

 
上昇トレンドが安定的に継続するかどうかを判断するためには、
ローソク足の高値更新を継続し、移動平均線の上側を常に維持するのか?
ストキャスティクスが高い値を維持して横ばい状態を維持するのか?
MACDが0ラインより上側を維持するのかどうか?

などいくつかのポイントがあります。
 
そのポイントに着目すると、上昇トレンドが今後も続くのか?
を推測するヒントになります。

チャートパターンのポイント

今回紹介した、下降トレンドから上昇トレンドに
転換するための流れは、あくまで、パターンの1つです。
これ以外の変化をすることも多いので、
パターンをたくさん知ることはとても重要です。

 
移動平均線やローソク足・MACD・ストキャスティクスなど
いくつかの指標に着目して、チャートのパターンを学び、
あなたにとって得意なパターンを見つけるようにしましょう。


TradingViewのアカウント作成(無料)
TradingViewでUSDJPY(ドル円)の最新情報をチェックする!!

コメントは受け付けていません。