相場が大暴落したときは、チャートを見るときに注意が必要です。
「なんだか、チャートが見づらくなったな」と感じることはありませんか?
新しいテクニカル指標(インジケーター)を使い始めたときや
新しいチャートツールを初めて使うときなどは
使い勝手が分からなくて、戸惑うことはあります。
しかし、そのようなことを全くしていなくても、
ある日突然、チャートが見づらくなることがあるんです。
それは、急激な相場の変化によって、
非常に大きな大陽線や大陰線が現れたとき、
つまり、大暴騰や大暴落が起きた時です。
具体的に、どのような違いがあるのかというと
- ローソク足の大きさが小さくなる
- 値動きが分かりにくくなる
- テクニカル分析のエントリーや決済のタイミングが分かりにくくなる
などの影響があります。
実際に「チャートが見やすい時」と「チャートが見づらい時」
のチャートの写真を見比べて、
どのように対処していけばいいのかを考えましょう。
TradingViewを使えば、簡単2ステップで
ローソク足の大きさを変更することができるので、
チャートが見やすくなりますよ。
大暴騰・大暴落でチャートが見づらくなった時の対処法
<①チャートが見やすい時・大暴騰や大暴落がない時>
<②チャートが見づらい時・大暴騰や大暴落が起きた時>
上の①のチャートは、普段の豪ドル円の4時間足のチャートです。
チャートの値動きの幅は0.5円刻みになっていますね。
(価格の刻みが80.0円・80.5円・81.0円・・・のようになっている。
一方で、②の大暴落が起きた後の豪ドル円の4時間足の
チャートの値動きの幅はなんと、2円刻みになっています!!!
これは、2÷0.5=4だから、値動きの大きさが4倍に大きくなった
ということを示しています。
値動きの大きさが大きくなったら、
ローソク足1本の大きさを小さくしないと、
チャートを表示することができなくなります。
この影響で、チャートが見づらくなってしまうんです。
これを防ぐために、TradingViewには、
ローソク足の大きさを自由に変更できる機能があります。
この機能を使えば、大暴騰や大暴落の後のチャートが見づらい
状態を解消することができますよ。
この上の画像のように、TradingViewのチャート表示した後、
歯車のマークをクリックすると設定を行う画面が出てきます。
その後に、
- 自動(自動スケール)のチェックを外す
- プライス / バー比率を変更する。
これで、ローソク足の大きさを自由に変更することができるようになります。
大暴騰や大暴落などで大きな陽線や陰線が出てきて
チャートが見づらいと感じたら、TradingViewを使って
チャートを見やすくして、トレードをするようにしましょう。
見やすいチャートで取引をするということは、
利益を出すためにも非常に重要なことですよ。
プライス / バー比率の値を大きくすると、ローソク足が小さくなり、
プライス / バー比率の値を小さくすると、ローソク足が大きくなります。