米国株の下落とVIXチャートを比較して今後の価格の変化を考える

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2022年冒頭の米国株下落相場とVIXチャートを比較して相場を考える

VIXチャートは恐怖指数と呼ばれていて、
S&P500などの米国株の銘柄で急激な株価下落があったときに
価格が上昇しやすいという特徴を持つチャートです。
 
2022年も冒頭から米国株や日本株などの多くの銘柄で
価格の下落が発生しています。
 
今回のこの相場でもVIXチャートが大きく上昇しているのかを
確認することで今後の相場がどのように変化していくかを
予想する材料として使用することができることがあります。
 
一つの判断基準としてよく言われているのは、
VIXチャートの値が20より上か下かを見ることが大事ということです
 
平常時では、VIXチャートの値は20より下の値を維持することが多いので、
20より上の数値をとっている場合は多くの投資家が米国株の下落リスクが
高まっている可能性があると考えている人が増えていると考えることができます。
 
ただし、VIXチャートの値が上昇したとしてもすぐに価格が下がってきた場合や
20からそれほど離れない場合は必ずしも
大きな下落につながらないこともあるので、
実際の米国株のチャートと比較して判断することが大切です。

VIXチャートとS&P500のチャートを比較して今後の相場状況を予想してみよう

2022年2月冒頭のVIXチャートと米国株
このチャートで米国株とVIXチャートを比較すると、
米国株の価格がある程度減少した後に、VIXチャートの値が上昇しています。
また、米国株が下落した後に遅れて、VIXチャートの値が下落しています。
 
VIXチャートが米国株より早く反応して変化すれば、
事前に米国株の価格の変化を予想することに使えますが、
今回の相場状況では、VIXチャートの変化が米国株より遅いので、
VIXチャートの動きを見て今後の米国株の価格が上昇するか、
下落するかを予想するのはとても難しいということになります。

 
ただ、VIXチャートの値が20より上側の状態を維持しているので、
米国株の下落リスクが通常時より高いと考えている人が多い可能性を
示唆しているので、米国株の下落が起きてもいいように準備しておくことは重要です。
 
現在の米国株は移動平均線とローソク足がほとんど同じ付近の値になっているので、
上昇するか、下落するかを判断できる状況ではまだなさそうです。
明確に相場状況を判断できるサインが出たときに、
VIXチャートの値を確認することで
確証をもって取引できる材料が増えるかもしれません。


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