朝のこない夜は無い、夜明け前が一番暗い

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上昇相場がいつ来るのかを見抜こうとしていませんか?

投資の格言:朝のこない夜は無い、夜明け前が一番暗い
 

*単語の解説*

<朝>
この格言では、上昇相場のことを「朝」と表現している。
または、利益を出すことができている時期のこと。
 
<夜>
下降相場のこと。
つらい時期(利益がうまく出せない時期)のことを「夜」と表現している。
 
<夜明け前が一番暗い>
朝(上昇相場)に切り替わる少し前の時期を夜明け前と表現している。
それが一番暗いとは、上昇相場に切り替わる直前が
最も上昇相場に切り替わるように思えない相場状況になっていることがある。
ということを表現している。
 

*一般的な意味と使われ方*

今現在がとても大きな暴落相場が来ているとしても、
暴落相場や下降相場が永遠に続くことはなく、
いつかは上昇相場が発生するという意味で使われます。

「朝」と「夜」と「夜明け前」と「暗い」の実用的な意味を理解しよう

実は、「朝のこない夜は無い、夜明け前が一番暗い」という投資の格言は
一般的な意味では、実際のチャートや相場ではほとんど役に立たないと考えています。
それはなぜか?をチャートを見ながら考えてみましょう。
trend-reverse
上のチャートを見てみてください。
これは今現在、下降トレンドが発生していて、
これまでに2回程度上昇トレンドに切り替わる可能性のあるサインが出てきましたが、
今の所は上昇トレンドに切り替わってはいないという段階です。
 
 
もう少し、現状を詳しく見てみましょう。
MACDを見ると、右肩上がりに上昇している動きが見られます。
ローソク足や移動平均線はまだ右肩下がりになっているので、
この状況は、ダイバージェンス(ダイバージェンシー)が起きていると判断できます。
このことから、今後は上昇傾向に変化する可能性が高くなってきていると言えますね。
 
ストキャスティクスを見ると、
安定して右肩下がりに変化しているときは、低い値を維持して横ばい状態でした。
しかし今は、何度か高い値に変化する動きが現れていて、
下降トレンドが終了しそうな雰囲気が感じられます。
 
 
ここで重要なことは、下降トレンドが終了しそうな雰囲気が
MACDやストキャスティクスなどの分析結果として見えているだけで、
実際に上昇するということが確定したわけではないということです。


実際にこの下の過去のチャート↓を見ると、上昇トレンドの可能性2の所で
上昇トレンドが発生することなく、むしろ逆に大きく下がって、
下降トレンドが発生してしまいました。

このようなこともよくあるので、
明確なトレンド転換のサインを見つけることがとても大切になります。

up-down-up-trend
では、安定的に利益を出しているトレーダーはどのように考えているのか?
これは、上昇トレンド新規の買い注文で利益を出し、
下降トレンドでは、新規の売り注文を出して利益を出しているんです。
 
つまり、安定的に利益を出しているトレーダーにとって、
「朝のこない夜は無い、夜明け前が一番暗い」という格言は
安定した上昇トレンドも安定した下降トレンドも「朝」なんです。
 
 
安定的に利益を出しているトレーダーは、
「朝のこない夜は無い、夜明け前が一番暗い」という格言は
次のように考えています。

  • 朝:安定した上昇トレンドと安定した下降トレンド
  • 夜:値動きの小さい、レンジ相場やもみ合い相場
  • 夜明け前:トレンド転換をする直前のトレンドが明確でない時期
  • 暗い:レンジ相場の後で新しいトレンドが起きる前の大きく見えるローソク足
*格言の実用的な意味*

 
ほとんど利益の出せない、レンジ相場(夜)はどんなに長く感じても、
永遠に続くレンジ相場はなく、必ずいつかは、
利益の出しやすい、トレンド相場がやってくる。

※上昇トレンドなのか、下降トレンドなのか、は分からない。

 
あなたも、上昇トレンドだけで利益を取って、
下降トレンドでは、指をくわえて待っているのではなく、
上昇トレンドと下降トレンドの両方で利益を取れるようになれると
レベルの高いトレーダーになることができますよ。


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