TradingViewでアラートを自由自在に作る方法を説明します!

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TradingViewで好きなタイミングで自由自在にアラートをセットする方法

TradingView(トレーディングビュー)では、誰でも自由自在に
好きなアラートを作成したり、使用することができます。
 
アラートの初期の段階で指定できるアラートの条件の選択肢は、
あらかじめ用意されているいくつかの条件から選ぶ必要があります。
 
しかし、TradingViewのインジケーターを作成するための
「Pine」というツールを使うことで、
トレーディングビューのアラートを鳴らすタイミングや条件を
自由自在に好きなタイミングでアラートを出すことが可能になります。

とても簡単に好きなアラートを作ることができますよ!
 
TradingViewのアラートは、このような特徴があります。

  • スマホでもパソコンと同じアラートを使える。
  • 音を鳴らしたり、音の種類を選ぶことができる。
  • メールやSMS(ショートメッセージ)でアラートを受け取れる。
  • アラートを鳴らす回数やメッセージの内容を変更できる。
  • 同時に複数のアラートをセットできる。

 
あなたも自分だけの、自分専用のアラートを作ってみませんか?

好きなタイミングでアラートを鳴らすための基本的な方法

今回は、Pineを使って、TradingViewで
この3つのアラートの作成方法について説明します。

  1. 3つの移動平均線がゴールデンクロスしたときにアラートを出す
  2. 2つの移動平均線がGCした後に、
    移動平均線の間隔が1%以上広がったときにアラートを出す
  3. 2つの移動平均線がGCする前に、
    移動平均線の間隔が1%以下に狭まったときにアラートを出す

 
↓↓下のYouTube動画では、実際にこの3つのアラートを作成している
作業画面を見せながら詳しく説明しているので、よかったらご覧ください。
 

 
まず、アラートを作るためには、
アラートを鳴らすのに使用するインジケーターを作成する必要があります。
作成したインジケーターを組み合わせて、
具体的にアラートを鳴らす条件を指定していくことになります。
 
アラートを鳴らす命令文は、「alertcondition文」という
命令文を1文入力するだけなので、
自分で好きなタイミングでアラートを出すために、
アラートを鳴らす条件をどのように入力するかをしっかり考えることが重要です。

3つの移動平均線がゴールデンクロスした時のアラートを出す方法

3つの移動平均線がすべてゴールデンクロスした場合にアラートを出すときの
基本的なアラートの条件はこちらです。

place1 = ma1 > ma2
place2 = ma1 > ma3
place3 = crossover(ma2 , ma3)
place01 = place1 and place2 and place3

 
「ma1 > ma2」は、短期と中期の移動平均線のゴールデンクロス
「ma1 > ma3」は、短期と長期の移動平均線のゴールデンクロス
「crossover(ma2 , ma3)」は、中期と長期のゴールデンクロス
「place01」で、3つの条件を1つに繋げています。
 
なので、実際にアラートの命令文を入力する場合は、
アラートの条件の部分に、「place01」と入力すればOKです。

3つの移動平均線がデッドクロスした場合のアラートの作り方

3つの移動平均線がすべてデッドクロスした場合に
アラートを出すときの条件はこのようになります。

mplace1 = ma1 < ma2
mplace2 = ma1 < ma3
mplace3 = crossunder(ma2 , ma3)
mplace01 = mplace1 and mplace2 and mplace3

 
ゴールデンクロスのケースとデッドクロスのケースで異なる場所は、
不等号の向きが逆になることと
「crossover」が「crossunder」に変更になることです。
基本的にゴールデンクロスとデッドクロスの場合での
アラートの条件の考え方は同じです。
どこを逆にすればいいのかを考える癖をつけることが大切です。

2本の移動平均線の間の間隔が1%以上広がったときにアラートを出す方法

2本の移動平均線の間隔が一定以上広がったときとは、
ある程度トレンドの勢いが強まった後にアラートを出すということです。
具体的な条件はこちらになります。

percent = input(defval=1)
plus10 = ma3 + ma3 * percent / 100
crossover(ma2 , plus10 )

 
percentの数字が1になっていますが、
これは、移動平均線の間隔が1%以上広がったときにアラートを出すため
です。
1%以外の数字を使いたい場合は、
percentの数字を自由に変更することで対応できます。
 
plus10の計算式は、長期の移動平均線のma3の1%上側の数字を計算しています。
この計算結果の数字よりも中期の移動平均線のma2が上側に上昇すれば、
移動平均線の間隔が1%以上広がったことを意味します。

なので、この条件を満たしたらアラートを出すと指定することで、
2つの移動平均線の間の間隔が1%以上広がったときにアラートを出すことができます。

2本の移動平均線の間隔が1%以下に狭まったときにアラートを出す方法

2本の移動平均線の間隔が1%以下に狭まったケースは、
トレンドが終了に向かっているときやトレンド転換の直前に現れることあります。
相場状況が切り替わる前にアラートを出す方法はこちらです。

percent = input(defval=1)
plus100 = ma3 – ma3 * percent / 100
crossover(ma2 , plus100 ) and ma2 < ma3

 
plus100の計算式は、長期の移動平均線のma3の1%下側の数字を計算しています。
この計算結果の数字よりも中期の移動平均線のma2が下側に減少すれば、
移動平均線の間隔が1%以下に狭まったことを意味します。

 
以上がTradingViewのアラートを鳴らす条件を指定する方法です。
詳しくは解説したYouTubeの動画を見れば、具体的な作業画面を見れるので、
イメージしやすくなると思います。

 

 
今回解説した方法を組み合わせることで様々なタイミングで
アラートを作成することができるようになります。
移動平均線以外のインジケーターでアラートを作りたい場合も
同じような考え方で作成できます。


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