ローソク足と移動平均線の帯の距離に注目

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逆Cカーブのときの注意点

FXトレーダーの桑名がTradingViewを使って行う
テクニカル分析の実例です。
 
今日は、安定的な上昇トレンドが
継続している状況だと考えることができます。
 
このようなときは、
逆Cカーブでの上昇の時と
そうではない時で注意するべきポイントが違ってきます。

 
逆Cカーブの時はすぐに反発して減少してくることに
注意する必要があるのに対し、
 
逆Cカーブではない、普通の勢いの時は
それほど一時的な減少に過度に不安がる必要はありません。
 
この2つをどのように区別していけばいいか見ていきましょう。

この記事の最後に、分析の一例の動画がありますよ。
>>チャート分析の一例の動画を見る<<

移動平均線の帯とローソク足の位置関係に注目

逆Cカーブでの上昇かどうかの判断をする
ポイントの一つが移動平均線の帯(2つの移動平均線の間の間隔)と
ローソク足の間の距離が近いのか?・離れているのか?
という点です。

(※ローソク足の代わりに、短期の移動平均線を使ってもOKです。)
(短期(5期間程度)の移動平均線はローソク足とそれほど大きく離れないからです。)

このことに注目して、
逆Cカーブのチャートと、そうではないチャートを比較してみましょう。

<逆Cカーブでないチャート:ユーロ円>

逆Cカーブでない、ユーロ円の安定上昇

<逆Cカーブで上昇しているチャート:日経225>

逆Cカーブで上昇した日経225
 
逆Cカーブの相場かどうかを判断するポイントは
ローソク足と移動平均線の間の間隔です。

逆Cカーブでない相場の場合

ローソク足と移動平均線の間の間隔がほぼ一定
トレンドの初期・中期・後期いずれの期間であっても、
間隔が急激に大きく変わることはありません。

間隔は少しずつ大きくなることが大きな特徴です。
これをMACDで見ると、ほぼ横ばいの状態になります。

逆Cカーブのように急激に変化した相場の場合

時間が経過するにつれて徐々に、
ローソク足と移動平均線の間の距離が
急激に大きくなっていきます。


トレンドが発生した、初期の頃のローソク足と移動平均線の間の距離と
トレンド中期もしくは後期の頃のローソク足と移動平均線の間の距離を比較して
明らかに中期や後期の方が距離が大きい場合は
逆Cカーブによる急激なトレンド相場の可能性が高いです。

 
逆Cカーブのチャートとそうでないチャートで
MACDの特徴も比較してみましょう。

逆Cカーブである、日経225のチャートでは、
MACDも勢い良く、右肩上がりに上昇している様子が見られます。
MACDで右肩上がりであることは、
上昇の勢いが徐々に強まっているときにできる特徴です。

MACDで右肩上がりというだけでは、
逆Cカーブと判断する材料が少ないのですが
移動平均線とローソク足の位置関係を同時に見ることで
より正確な判断ができるようになります。

実際のチャートで見てみる

今日のテクニカル分析の動画では、
日経225が逆Cカーブでの上昇であり、
ユーロ円が逆Cカーブではない、安定的な上昇
の状態であると考えることができます。
 
最初は、ローソク足よりも短期の移動平均線(赤色)と
移動平均線の帯の間の距離に着目して見てみると
分かりやすいかもしれません。

 


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