2つの時間軸で状況を分析するときに着目するべきポイントとは?
1つの銘柄を複数の時間軸で見比べることはとても大事です。
その時にポイントとなる見方があります。
今回は、4時間足と日足を使って、ポイントをお伝えします。
どのようなときに複数の時間軸で見比べるとよいのか?
特に重要なのは、レンジ相場が継続しているときです。
1つの時間軸では、レンジ相場が終了する時期を推測することができなくても、
別の時間軸にサインが出ていることがあります。
これを「上位時間軸を見る」というのですが、
その時にポイントとなる見方があります。
今回は、4時間足と日足を使って、ポイントをお伝えします。
どのようなときに複数の時間軸で見比べるとよいのか?
特に重要なのは、レンジ相場が継続しているときです。
1つの時間軸では、レンジ相場が終了する時期を推測することができなくても、
別の時間軸にサインが出ていることがあります。
これを「上位時間軸を見る」というのですが、
- できるだけ近い時間軸で比較すると良いとき
- ある程度離れた時間軸で比較すると良いとき
があります。
また、スキャルピングやデイトレードをしている方と
スイングトレードをしている方などで見るポイントが違うので、
あなたのトレードスタイルに合わせた見方を理解することが大事です。
実際の分析例を見て、上位時間軸の分析の基本ができるようになろう!
早速4時間足と、日足のチャート見比べてみましょう。
今回も日経225のチャート使います。
4時間足と日足では、チャートの見え方がずいぶん違いますよね。
このように見え方が大きく異なるのは、レンジ相場やもみ合い相場の時です。
大きなトレンドのある、トレンド相場の時はそれほど大きくは変わりません。
つまり、普段は4時間足でトレードをしているスイングトレーダーの方は
「できるだけ近い時間軸」の日足を使って分析をしてみると
あまり大きなトレンドができないときやレンジ相場のときの
レンジ相場の終了時期を推測する情報を得ることができる場合があります。
また、日足は多くの投資家やトレーダーが着目している時間軸なので、
日足のレンジ相場や抵抗ライン・サポートラインはとても重要になりやすいです。
その一方で、スキャルピングやデイトレードをしている方は、
「ある程度離れた時間軸で比較」したほうがいいかもしれません。
スイングトレードではある程度大きなトレンドを利益に変えますが、
スキャルピングやデイトレードでは、
4時間足などの、ある程度長い時間軸のローソク足一本分などの
ある程度短い値幅を利益に変えるトレードです。
なので、ある程度離れた時間軸の流れを意識することがとても大切になるんです。
上位時間軸を意識するといっても、
トレードの内容やトレードスタイルによって、
上位時間軸の使い方や分析方法が大きく異なるので、
あなたにとって最適な上位時間軸と分析方法を見つけることがまずは重要です。