米国株とゴールド(金)の価格の変化が逆相関に戻る!

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米国株と金(ゴールド)の関係がついに、通常の状態に戻った

今年の2月・3月くらいからコロナウイルスショックによって
世界の株価が急激に減少しました。
この時、ゴールド(金)は通常と異なる動きをしていたんです。
 
通常であれば、株価が下がった時には、
リスクヘッジのために金が買われるので、
株価が減少した時には、逆に、ゴールドは上昇することが多いです。
しかし、今回は株価と同じように金の価格も減少していました。
 
株価と金の価格が同じような動きをしているときの一般的な理由の1つが
「急激に大きな暴落が起きて、リスクヘッジの金にも売りが出たから」
というものがあります。
 
今回は、コロナショックでニューヨークダウなどでは
世界最大の下げ幅を記録したこともあるため、
それが影響して、ゴールドにも大量の売り注文が出たのではないかと考えています。
 
では、通常の動きに戻ってきた今は、何に気を付けて
取引をしていけばいいのか、チャートを見ながら考えていきましょう。

相場へのコロナウイルスの影響が少なくなりつつある根拠になる可能性

米国株とゴールドの動きが逆相関の通常に戻る
これが米国株S&P500とドル建て金の比較チャートです。
ローソク足がS&P500で赤色の折れ線グラフが金のグラフです。
 
これを見ると、11月に米国株の価格が急激に上昇し始めているのと同時に
ゴールドの価格が下がり始めています。

 
これは、11月に入ってから、コロナウイルスワクチン開発のニュースが
少しずつ見えるようになって、コロナウイルスに対する
不安材料が少なくなったことが関係しているのではないかと考えることができます。
 
もし、今後もコロナウイルスワクチン開発が順調に進めば、
ゴールドの価格が明確に下がり続ける可能性があります。
そして、米国株の価格も着実に上昇し続ければこの動きは
明確なトレンドになる可能性があるといえるでしょう。
 
なので、今後しばらくは米国株とゴールドの両方のチャートに注目してみることで、
現在のトレンドが長続きするような大きなトレンドになるのか、
それともすぐに終了してしまうような小さなトレンドなのかを判定する
材料として活用できると思われます。

 
ただ、コロナウイルスの影響が完全に消えたわけではないので、
また金と米国株が同じような動きをしたり、
想定外の動きをすることも十分あり得るので、
思い込みでチャートを見たり、取引をするのではなく、
チャート上のサインに基づいて取引をしていくことがとても重要になりますよ。


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