外国株の上昇相場が発達する予兆なのか？

外国株の上昇トレンドが大きく発達する可能性！相場状況が変化するのか？

米国株の主要3指標である、ニューヨークダウ・S&P500・ナスダックや
ドイツの株価指数である、DAXなどの外国株の指標が
全体的に右肩上がりに上昇する流れが見られます。

今までの世界的な株安相場が終了して、
全体的に上昇傾向が発達する相場状況に変化するかどうかを
慎重に判断していくことがとても大切になりそうです。

その一方で、日本の株価指数である、日経225などは
それほど大きく上昇せず、横ばいでレンジ相場です。

もしも、日本の株式相場も外国株の動きに合わせて上昇したり、
外国株がコロナショック前の高値を目指して
安定的に高値を更新し続けることができれば、
利益を取りやすいチャートの形になるかもしれません。

現在は価格の乱高下が激しい状況なので、
利益を取るのは難しいと感じる人もいると思います。

トレードで大事なのは、利益と取りやすい簡単な相場の時だけ
取引をして、高い確率で利益を取ることと
損失をできるだけ少なくすることです。
必ずしも、取引回数が多ければ、利益が増えるとは限りません。

今回の株式相場も利益を取りやすい相場になるかどうかを
実際にチャートを見ながら考えてみましょう。

移動平均線がサポートラインになって高値を更新し続けることができるかがポイント

これは、米国株のニューヨークダウ・S&P500・ナスダックと
ドイツのDAXの4時間足チャートです。

どれも、直近では右肩上がりに上昇していますが、
それ以前では減少していたり、価格の乱高下が激しくて
トレンドが発生しているとは判断できない状況でした。
そのような状況では取引をしないという選択肢を選びたいですね。

しかし、直近の右肩上がりに上昇している部分でも、
一番右端のローソク足は陰線が出ているため、
再び高値を更新できるかまだ判断することができません。

移動平均線付近で下げ止まって、そこから再び上昇し始めてくれれば、
安定した、大きなトレンドになる可能性がありますが、
明確に高値を更新するまではどちらになるかを決めつけるのはよくありません。

常にチャートが正解を後で教えてくれるので、
チャートで明確なサインが出た後に
大きなトレンドになれば、取引を始めても十分利益を見込めると思います。

投資に「頭と尻尾はくれてやれ」という格言があるように、
相場状況が明確に変化したと判断できるようになってから
取引したほうが損切りをする可能性が少なくなるので、
結果として大きな利益を確保しやすくなると思います。