為替上昇傾向終了の予兆!トレンドが終わりそうな時の対処法とは?

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上昇トレンドが終了に向かう流れが感じられたときにどのように対応すればいいのか?

2021年3月も終わりに近づいてきて、
為替相場の状況も変化してきました。
先週まではある程度の上昇の勢いを持った、
上昇トレンドになっていましたが、それが終了に向かいつつあります。
 
なかなか高値を更新できず、逆に少し下がってきたり、
ローソク足が移動平均線の下側に下がってきている銘柄もあります。
 
相場状況が、トレンドが発達している状況から
トレンド終了が近づいている状況に変わった場合は
どのタイミングで取引を終了するのがよいのでしょうか。
 
小さなトレンドの場合は最終的な損益はマイナスになってしまうケースもあるので、
利益をできるだけ伸ばし、損失をできるだけ少なくするためには、
どのようなことに気を付けて取引を終了するとよいのか
今回のチャートを見ながら一例を考えてみましょう。

2本の移動平均線の間の間隔とローソク足の位置関係に注目しよう

2021年3月上昇トレンド終了の予兆
今回分析するチャートは、前回と同じ、
豪ドル円・ユーロ円・日経225・ドル円の4つです。
時間軸は4時間足のチャートを使います。
 
先週のチャートを見ると、この4つは高値を更新していて、
これからさらに上昇していく可能性があるように見えたのですが、
今日のチャートは高値を継続的に更新できていない形に変化しています。
 
このままの状態が続けば、
ローソク足が移動平均線の下側に抜けて下がってきたり、
移動平均線がデッドクロスを起こしたりして
明確に上昇トレンドが終了したサインが出てくる可能性があります。

 
取引を終了して、利益確定や損切を遅くとも、
移動平均線がデッドクロスする前までにはすることが1つの選択肢になります。
それ以外にもいくつか候補があるので、それを一覧にしてみましょう。

  1. 移動平均線がデッドクロスする前
  2. ローソク足が移動平均線の下側に抜ける前
  3. ローソク足が移動平均線の下側に下がり始めたとき
  4. ローソク足が高値を更新せず、横ばいや右肩下がりになったとき

 
これら以外にも取引を終了するタイミングだと感じるケースもあるかもしれません。
重要なことは、取引終了をするタイミングを決めるときの
正解は存在しないことを理解することです。
 
取引を終了した後から再び上昇し始める場合や
取引を続けたことで大きな損失が出てしまうケースも十分考えられるので、
どのタイミングで決済すればよかったのかを
リアルタイムで判断することはできないんです。
 
なので、何度も取引の経験を積み、
自分なりの答えをしっかり持つことがとても大切ですよ。


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