「意地商いは破滅のもと」は難平(ナンピン)の恐ろしさを教えてくれます。

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「意地商いは破滅のもと」は難平はダメ!逆張りは注意すべき!!と言っている格言です

投資の格言:意地商いは破滅のもと
 

*単語の解説*

<意地商い>
意地を張って商い(トレードや取引など)をすること。
意地を張るとは、相場の状況をしっかり分析することなく、
自分の予想や勘(かん)が外れた事実を認めず、
逆張りや難平などの無理なトレードをすることです。
 
<破滅のもと>
ここでの「破滅」の意味は、取り返しのつかないほど、
大きな損失を被ってしまうという意味です。
相場を退場しなければならないほどの大きな損失であったり、
投資の元手の資金の大部分を失ってしまうなどの状況が当てはまります。
 

*一般的な意味と使われ方*

いつの時代でも、どの国であっても、難平(ナンピン)や逆張りを
繰り返してしまったことが原因で、破滅してしまった投資家は
数えきれないほどたくさんいます。
あなたがそのような状況に陥ることがないように、
資金管理やリスク管理をしっかりと行い、
大きなトレンドをしっかりと取っていくことが重要だということを
伝えるために使われる投資の格言です。

「意地商いは破滅のもと」の意味を実際のチャートを見て確認してみましょう

「意地商いは破滅のもと」という格言では、
「難平(ナンピン)」や「逆張り」が良くないと言っています。
そこで、難平と逆張りが何か、確認してみましょう。

  • 難平①:損失が出ている状態で価格が下がっているのに、さらに買うこと。
  • 難平②:損失が出ている状態で価格が上がっているのに、さらに売ること。
  • 逆張り①:価格が上昇しているのに、新規の売りエントリーをすること。
  • 逆張り②:価格が減少しているのに、新規の買いエントリーをすること。

 
損失が出ているのに、さらに追加で建玉を増やす(ナンピン)ことは
過去の多くのトレーダーが失敗してきたことです。
その事実から目をそらさないことはとても大切なことです。

また、逆張りは、トレンドの流れと反対方向にエントリーすることになるため、
大きな値幅を利益に変えることが難しいというデメリットがあることを
理解することが重要です。
 
それでは、実際のチャートを見て考えてみましょう。
難平(ナンピン)がトレードにおいてダメでよくない理由
このチャートは、利益を出しやすい箇所(丸で囲んであるトレンドがあるところ)と
それ以外の利益の出しにくい箇所(レンジ相場)の2つに大きく分けられます。
 
まず、難平についてですが、
利益が出ている(含み益がプラス)の状態であれば、
追加で建玉を増やしても問題ありません。(※これは、難平といいません。)

問題があるのは、損失が出ている(含み益がマイナス・含み損がある)状態で
追加で建玉を増やしてしまうことです。

 
含み損がある状態で建玉を増やすと、
うまくいけば、エントリーの平均価格が少なくなるため、
実質少ない資金で多くの建玉を建てたことになりますが、
失敗した場合は、とても速いスピードで
含み損が膨れ上がってしまいます。

 
難平でとてつもなく大きな損失を出してしまうのは、
値動きの小さい、レンジ相場ほど起こりやすいので注意が必要です。
 
一方、逆張りは、トレンドと反対方向に仕掛けることです。

トレンドがすぐに終わってしまうような
レンジ相場では、逆張りは利益を出せることがありますが、
1回のトレードで得られる利益が非常に小さいので、
とても大きな元手の資金がなければ、
十分の利益を得ることが難しくなります。
 
また、トレードに使用する時間軸が長くなればなるほど、
レンジ相場はとても少なくなる傾向があります。

 
なので、逆張りでトレードをするためには、
短い時間軸でトレードする必要がありますが、
短い時間軸だと、トレンドの値幅が小さいため、
大きな利益を得るためには、取引量(ロット数)を多くする必要があります。
 
しかし、取引量を多くしすぎると、
リスクが高くなりすぎてしまうので、注意が必要となります。


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