ゆっくりな上昇傾向の時の取引開始サインが見つけにくい時の対処法
世界中の多くの株式相場で発生していた
長いレンジ相場が終了した後、上昇傾向に変化してきました。
しかし、安定したトレンドにはなっていません。
確かに高値は切り上がりながら上昇しているのですが、
高値を更新するスピードがとても遅く、トレンドが発達しづらい状況です。
しかも、途中で陰線で下がっている箇所もあるため、
一時的に上がってきた上昇幅がすぐに失われてしまいます。
なかなか利益を取りづらい相場状況となっていますが、
少し長めのスパンで見た場合は、上昇傾向になっています。
今回の上昇傾向は、リアルタイムで上昇傾向と判断することが難しく、
後から振り返ってみると、上昇傾向になっていたことがわかる
といった方が近いと思われます。
今回のような相場状況で利益を得るには
どのようにチャートに向き合えばよかったのでしょうか。
また、取引することをあきらめた場合は
次のチャンスをどのように見つけていくのか、
いくつかの考え方を見てみましょう。
長いレンジ相場が終了した後、上昇傾向に変化してきました。
しかし、安定したトレンドにはなっていません。
確かに高値は切り上がりながら上昇しているのですが、
高値を更新するスピードがとても遅く、トレンドが発達しづらい状況です。
しかも、途中で陰線で下がっている箇所もあるため、
一時的に上がってきた上昇幅がすぐに失われてしまいます。
なかなか利益を取りづらい相場状況となっていますが、
少し長めのスパンで見た場合は、上昇傾向になっています。
今回の上昇傾向は、リアルタイムで上昇傾向と判断することが難しく、
後から振り返ってみると、上昇傾向になっていたことがわかる
といった方が近いと思われます。
今回のような相場状況で利益を得るには
どのようにチャートに向き合えばよかったのでしょうか。
また、取引することをあきらめた場合は
次のチャンスをどのように見つけていくのか、
いくつかの考え方を見てみましょう。
難しい相場状況であることをできるだけ早く理解することで素早く対処しよう
今回も最初にチャートを見てみましょう。
今回も日経225・ドイツのDAX・米国株のS&P500・ナスダック100の
4時間足のチャートになります。
4つのチャートの共通点として、
レンジ相場の上限を上側に抜けて上昇していることが挙げられます。
なので、レンジ相場が終了した後、上昇傾向になっていることがわかります。
しかし、上昇傾向の中で、移動平均線の下側に
ローソク足が来て、上昇傾向が一時的に否定されてしまった時期があります。
このような状況では、ポジションを維持し続けることが難しく、
損切をしてしまうことがあると思います。
チャートを後から振り返ってみると、
損切せず、ポジションを持ち続けることで含み益がある状態になります。
しかし、上昇傾向が終了する可能性を示唆しているチャート状況において、
ポジションを持ち続けることは、損失額が大きくなってしまう
危険性も高まることを意味します。
安定したトレンドがなく、一時的にトレンドを否定する動きがある場合は
それだけ難しい投資判断が必要になるため、取引を控えることがポイントになります。
今回の場合は、このチャートの右端の所の
少し株価が右肩下がりに減少しているところで
ポジションを閉じるという選択肢が考えられます。
ただ、今後株価が下がってくる可能性も十分あるため、
その動きのサインに注意しながら取引していくことがとても重要になります。