為替相場の状況が大きく変化するのか？今後のトレンドに注意しよう

為替相場の相場状況が大きく変化する可能性が高まってきた！新しいトレンドの動きに注目しよう！

12月に入ってから為替相場の相場状況が大きく変化し始めた可能性があります。
それまではクロス円の銘柄を中心に、全体的に上昇傾向になっていて、
円安相場が非常に強く発達していました。

しかし、12月からは逆にクロス円の銘柄の多くは下降傾向に変化し始めて、
円安相場が弱まり、円高相場に変化し始めてきたと考えることができます。

ただ、まだ下降傾向は始まったばかりなので、
本格的で大きな下降トレンドになるかどうかは判断することができません。
今年は円安相場の一年でしたが、もし、今後も下降傾向が継続する場合は
来年は円高相場の一年になる可能性も出てきたということになります。

今年の為替相場のボラティリティは昨年までと比べて非常に大きいので、
今回の下降傾向の下げ幅は上昇トレンドの時の上げ幅比べると非常に小さいです。
そのため、まだ下降傾向の最初の一部が動いただけだと考えることができます。

もし、この後はそれほど価格が下がらない場合は
来年は上昇傾向が復活する可能性があると推測できます。
この後のトレンドがどの程度大きなトレンドになるのかを
慎重に判断していきたいと思います。

現在の下降トレンドが今後も発達するのかを実際のチャートを見ながら分析してみよう

これは、ドル円・カナダドル円・スイスフラン円・ユーロ円の4時間足チャートです。

4つのチャートの共通点として、11月の下旬くらいから価格が下がり始めて、
現在は少し価格が上昇している状況になっています。
しかし、ローソク足は移動平均線付近で上げ止まっている状況なので、
移動平均線が抵抗ラインとして機能していると判断することができるでしょう。

なので、ここから再び価格が下がり始めた場合に、
直近の安値を更新してさらに下がり続けることができた場合は
本格的な下降トレンドになる可能性が非常に高いと推測することができます。

今のところ、完全に本格的な下降トレンドになったとは言えないので、
はっきりとしたことはわからないのですが、
今後の注目すべきポイントが見えてきますね。

ローソク足が移動平均線を超えて上昇していくのが先か、
直近の安値をローソク足が更新するのが先かが
今後の重要な注目ポイントになりそうなので、
ローソク足と移動平均線と直近の安値の位置関係に
注目しながらチャートを見ていきましょう。