コロナウイルスのワクチン開発の進展とニューヨークダウの関連性を見てみる。
アメリカの製薬会社のファイザー社が
新型コロナウイルスに対するワクチン開発において、
臨床試験の最終段階の暫定評価で90%以上の予防効果があったと発表しました。
その影響で米国株指数のニューヨークダウや日本株なども上昇しています。
では、それに合わせて、ファイザーの株価は上昇しているのでしょうか。
もしも仮に、大きく株価が上昇していれば、
ワクチン開発に対する期待度は非常に高く、
さらに株価が上昇する可能性が高いと考えることができます。
しかし、逆に下がっていれば、期待している人は少ない可能性があり、
相場に与える影響は低いと推測することができます。
有名な米国株の株価指数である、ニューヨークダウの価格を基準として、
どの程度上昇しているのか、今後さらに上昇する可能性はどの程度あるのか?
推測できる情報をチャートから集めてみましょう。
新型コロナウイルスに対するワクチン開発において、
臨床試験の最終段階の暫定評価で90%以上の予防効果があったと発表しました。
その影響で米国株指数のニューヨークダウや日本株なども上昇しています。
では、それに合わせて、ファイザーの株価は上昇しているのでしょうか。
もしも仮に、大きく株価が上昇していれば、
ワクチン開発に対する期待度は非常に高く、
さらに株価が上昇する可能性が高いと考えることができます。
しかし、逆に下がっていれば、期待している人は少ない可能性があり、
相場に与える影響は低いと推測することができます。
有名な米国株の株価指数である、ニューヨークダウの価格を基準として、
どの程度上昇しているのか、今後さらに上昇する可能性はどの程度あるのか?
推測できる情報をチャートから集めてみましょう。
株価チャートには、その会社に対する投資家の心理を推測する材料が集まっている。
このチャートは、ローソク足でニューヨークダウの4時間足を示していて、
青色の折れ線グラフでファイザーの株価を示しています。
これを見てみると、確かにニューヨークダウの価格と
ファイザーの価格は連動しているように見えます。
ニューヨークダウが上昇しているところでは、ファイザーの株価も上昇していて、
ニューヨークダウが減少しているところでは、ファイザーの株価も減少しています。
しかし、気になるところがいくつかあります。
まず、完全に連動しているのではなく、いくつかの箇所で、
ニューヨークダウが上昇しているのに、
ファイザーの株価が減少しているところがあります。
例えば、11月9日付近など。
また、実際にファイザーでコロナウイルスのワクチン開発がうまくいっていれば、
株価が大暴騰していてもおかしくないのに、それほど大きく上昇していません。
なので、上昇の度合いが小さいことは不安材料といえます。
そのため、ファイザーの株価がいつ、急激に上昇するのか、
しっかりチェックしていくことは重要だと考えられます。
もし、株価が急上昇してくれば、
コロナウイルスワクチンの開発が進展した可能性が高いですし、
逆に株価が下がってくれば、ワクチン開発の実用化に時間がかかることを
示唆する情報になる場合もあります。
ただ、今の段階では、どちらに転ぶか分からない状況なので、
慌てて勝手な判断をするのではなく、明確なチャート上のサインを確認してから
動き出すことがポイントになります。