トレーディングビューの水平線を引いてレンジ相場の損失を減らす

↓↓記事はこの動画の下にあります!↓↓
RSIのトレンド系指標で、素早く・高精度な分析!

↓↓TradingViewから直接取引できる証券会社↓↓
OANDA Japan

レンジ相場の時に水平線を引く意味とメリット

あなたは、チャート上に「水平線」を引いてテクニカル分析をしていますか?
有効な場面で水平線を的確に引くことは、
大きな利益を出すために、とても役立つんです。
 
TradingView(トレーディングビュー)では、
簡単に水平線を引くことができて、
水平線の太さや色の変更・線の長さを変更するなど
様々な機能を使うことができます。
 
水平線はレンジ相場(もみ合い相場)の時ほど
大きな力を発揮してくれる特徴を持っています。

 
レンジ相場では、利益を取ることのできないほど
小さなある一定の範囲を上がったり下がったりしているような
値動きの小さい相場のことです。
 
このようなレンジ相場では、
利益を出すことはほとんどできず、
逆に損失を出してしまうことが多いです。

しかし、水平線を的確に引くことで
損失を減らすことにつなげることができます。

水平線の引き方とレンジ相場の対策方法

レンジ相場で水平線を引くときにポイントとなることは、次の2つです。

  1. レンジ相場の上限と下限を見つけ出す。
  2. 早めにレンジ相場であることを見抜く。

 
そして、レンジ相場の上限と下限に水平線を引くことが
レンジ相場で水平線を引いて分析をすることの基本となります。
 
それでは、実際にレンジ相場で水平線を引いた例を見てみましょう。

レンジ相場に水平線を引いた例
上のチャート上に「もみ合いの上限」と書かれた
横の線がレンジの上限を示した水平線で、
「もみ合いの下限」と書かれた黒色の横向きの線が
レンジの下限を示した水平線です。
 
まず、レンジの上限(もみ合いの上限)を見てください。
上限の水平線を引いた所より上側の部分に
ほとんどローソク足が描かれていない
ですね。
 
これは、その部分に大きな抵抗帯があるということを意味しています。
「大きな抵抗がある」とは、
「売りの指値注文がたくさんある。」ということです。

売りの注文がたくさんあると、いくら多くの買い注文を出しても、
なかなか価格が上昇しなくなります。
 
なので、このようなローソク足の価格がほとんど変わらない所や
ローソク足の向きが転換した所に水平線を引くことで
価格が上昇しづらい所を明確にすることができる
ようになります。
 
同じようにして、
ローソク足がほとんど描かれていない所を見つけて、
ローソク足が表示されている、一番下の所に水平線を引いてみましょう。
その水平線がレンジ相場の下限を示した水平線になります。
 
この下側の水平線は逆に、「買いの指値注文がたくさんある所」です。
この線が、価格が減少しづらいラインを明確にしてくれます。


上のチャートでは、「もみ合いの下限」と書かれている黒い線が
レンジの下限を示した水平線です。

水平線を引くために、レンジ相場を早めに見抜くには、どうすればいいのか?

レンジ相場の上限と下限に水平線を引くとしても、
今現在のチャート状況がレンジ相場であることを見抜けなければ、
水平線を引いた分析を行うことができません。
なので、できるだけ早い段階でレンジ相場を見抜くことがとても重要です。
レンジ相場をいつ見抜くか?
同じチャート見て、今度は、レンジ相場になったことを
どのタイミングで見抜けたのか?どうやって判断するのかを考えてみましょう。
 
ここで注目することは、レンジ相場に入る前に
上昇相場が発生する可能性があった
ということです。

しかし、大きなトレンドになることがなく、
すぐに減少して下がってきてしまいました。
※短期間でのトレンド転換1回目

その後、その下降トレンドも
大きなトレンドになることはなく、
再び上昇しています。
※短期間のトレンド転換2回目
 
短期間で複数回のトレンド転換が起きたということが
レンジ相場が発生する可能性があるときの
大きな特徴です。

 
そして、チャート上の「レンジ相場突入のサイン」
と書かれている所で再び価格が下がりだしています。
(※短期間のトレンド転換3回目)

非常に短い期間で3回もトレンド転換が起きることは、
普通の相場ではありえません。
なので、遅くても、このタイミングで
レンジ相場に入ったと判断することになります。

 
ここで、これまでの話の内容をまとめてみます。

<水平ラインをどのように引くか?>

  • ローソク足の価格がほとんど変わらない所
  • ローソク足の向きが転換した所
  • に水平ラインを引く。
    ローソク足の上側に引く水平線がレンジの上限
    ローソク足の下側に引く水平線がレンジの下限を表す。

    <レンジ相場を早く見抜く方法>

  • 短期間でトレンド転換が複数回繰り返して起きる。
  • 相場状況が継続せず、すぐに終わったトレンドが複数ある。

このようなを相場状況を見つけたら、
レンジ相場に突入した可能性があると判断して、
レンジの上限と下限を探して、そこに水平線を引く。

 
実際に、レンジ相場を見抜いて、
レンジ相場の上限と下限を示す
2種類の水平線を引いた時の実例はこちらです。
実際にチャート上でレンジ相場の水平線を引いた例

水平線を使って、レンジ相場の終了をどのように見抜くか?

レンジ相場は、値動きが小さく、
エントリーしてもすぐに反対方向に価格が動いてしまうので、
利益を出しにくく、損失を出してしまうことが多いです。
 
そのため、レンジ相場が終了したことをしっかりと見抜き
レンジ相場が終わった後にできる、
新しいトレンド相場で利益を取ることがとても重要になります。

 
レンジ相場が終了したことを
判断するためにとても役立つものが、
レンジ相場の上限と下限を示すときに引いた水平線なんです!

 
 
レンジ相場の終了のサインや新しいトレンドの発生を見抜く
基本的なサインはこれです。

上昇相場が発生する場合→「明確な高値更新」
下降相場が発生する場合→「明確な安値更新」

 

ここでいう、「明確な」という言葉の意味は、
ローソク足の実体(ヒゲでない部分)が
レンジ相場の上限または下限を示す水平線を
外側に抜けることです。

 
レンジ相場が終了したことを示す、
「もみ合い離れのサイン」はいくつか種類がありますが、
今回紹介したものが一番基本となるサインです。
 
水平線を引くことによって、
レンジ相場が終了したサインが出たことを
しっかりと目で見て、確認することができます。

 
サインを確認してから、仕掛けることで、
ダマシになる確率を下げることにつながりますよ。

TradingViewで水平線を引く手順

水平線を引くときに使うTradingViewの機能
 
TradingView(トレーディングビュー)で
水平線を引くときには、
チャート画面の一番左側にある機能の一覧の中から
上から2番目の機能を選択します。
 
そうすると、引くことのできるラインの種類を選べるので、
上から4番目の「水平線」をクリックすればOKです。
後は、水平線を引きたいところをクリックすれば、
そこに水平線が表示されます。
 
線の色や太さなども変更することができますよ。


TradingViewのアカウント作成(無料)
TradingViewでUSDJPY(ドル円)の最新情報をチェックする!!

コメントは受け付けていません。