ドル円のチャートを日米の金利差チャートと比較して分析してみよう

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ドル円のチャートと日米の金利差のチャートを同時に表示して比較しながら分析してみよう

為替と金利は非常に強い関連性があるといわれています。
一般的に、為替は金利の低い通貨から
金利の高い通貨に流れやすいといわれます。
 
今、ドル円のチャートは非常に強い上昇傾向が発生していて、
ドル高・円安の相場状況が非常に強まっていると判断できます。
 
また、アメリカは現在、大幅な利上げを実施していて、
アメリカの金利は上昇し続けています。
その一方で日本はゼロ金利政策を続けているため、非常に金利が低いです。
そのため、現在アメリカの日本の金利の差は非常に大きく広がりつつあります。
これが現在のドル円の上昇傾向の要因と考えることができるでしょう。
 
日本は、何度か為替介入を実施して
急激な円安(ドル円の上昇傾向)を抑えようとしていますが、
一時的には効果があったとしても、日米の金利差という
根本的な要因がなくならない限りは、円安が進むという
流れを止めるのは難しいのではないかと推測しています。
 
なぜなら、日本が持っている、為替介入をするための
ドル建ての資金が底をついてしまう可能性があるからです。
日本ではドルを発行することができませんが、
ドル建ての資金がなければ、為替介入ができません。
 
今回は、日米の金利差のチャートをドル円のチャートを同時に表示して、
今後のドル円の動きがドルなるかを考えてみたいと思います。

日米の金利差とドル円のチャートの関連性の高さを実感してみよう

日米の金利差とドル円のチャートの比較
この2つのチャートは、上側がドル円のチャートで、
下側が日米の金利差のチャートです。どちらも4時間足になります。
 
この2つのチャートを見ると、非常にチャートの形が似ていますね。
上昇しているときは両方のチャートがどちらも上昇していて、
下落しているときは、どちらも両方同じタイミングで下落しています。

 
今週は、アメリカのFOMCが控えています。
11月のアメリカの金利がどうなるのかを
かなり注目してみていく必要がありそうですね。
 
もし、今回も0.75%の利上げが実施されてアメリカの金利が上昇した場合は
さらにドル円の上昇傾向が強まる可能性があると判断することができます。
その一方で、利上げの幅が小さかった場合は
ドル円の上昇の勢いが弱まる可能性もあるので、注意が必要です。
 
市場のニュースやその結果によって相場がどのように動くのかを
今週は特に注意してみていくことが大切になりそうですね。


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